世の中、金が全て
どうも、チャオです。
突然ですが、世の中はお金で出来ています!
何をするにしてもお金が必要だ!服だって、食べ物だって、家だってお金がないと手に入らない!
金だ!金だ!金があれば幸せも買える!
この考えどう思います?
私は間違ってはいないと思います。
しかし、『お金』についての認識・価値観を改めた方がいいと思います。
この価値観については私生活でもそうですが、仕事の中では特に大事になっていきます。
【お金とは?】
現代日本では一般的に6種の硬貨と4種の紙幣があります。
二千円札を忘れてた方は紫式部さんに謝って下さい!チャオは土下座しておきました。
さて、『お金=物の価値』と思われている方も少なくはないと思います。事実お店に行くと商品には値札が付けられています。
では、一万円札=いくらでしょうか?
答え:一万円札=17円です。因みに500円玉は19円くらきだそうです。
※製造経費と発行数での計算なのでズレもあるそうです。
しかし、一万円札には10,000円の価値があります。これは、『貨幣経済』の中で、貨幣に価値を付けて商品の交換の媒介にして物の交換を行える為に作られたツールなのです。
考えてみてください、コンビニやスーパーなどで商品を買うのは『必要』だから買うのではないでしょうか?
当たり前ですが、おにぎり1個を10000円で売っていたら買うでしょうか?普通は買いませんよね?
例えば、新垣結衣があなたの為にメッセージ動画付きで握ってくれたシャケおにぎりならどうでしょうか?もしかしたら100万円でも売れそうじゃないですか?
何が言いたいかと言うと、
お金=物の価値ではなく、需要(ニーズ)=物の価値であり、需要=物の価値を誰でもわかる様にした価値の評価基準の1つが『価格』となります。
【商品価格はいつ決まるのか】
では商品の『価格』はいつ決まるのでしょうか?
答えは相手が必要性(ニーズ)を感じ求めた時に決まります。
しかし、商品には売り手側が定価や販売価格を決めていますが、必ずしも成約時に決められた金額になるとは限りません。
先程も話しましたが、物の価値が需要である以上、その商品を必要とした時に『価値』が生まれます。その『価値』を単位化する事で『価格』が決まります。
しかし、この順序を間違えてしまうと価値が低くなったり、需要が高まらない可能性が出てきてしまいます。
お客さんに営業をかける時の重要な項目の一つに「ヒアリング」という項目があります。このヒアリングでは相手の現状や、やりたい事、不満など様々な事を聞いていきます。
聞くだけが全てではないですが、ここでニーズを掘り出します。目に見えているニーズと潜在的ニーズを掘り出す事で需要を高めていきます。
高まった需要に対して提案を行い、料金を提示していく事で相手に対しての最大価値が生まれます。
この、ヒアリングを飛ばして価格を提示してしまうと価値に対してフタをしてしまい、最大価値にならず安売りになったり、最悪必要ないと判断されます。
【世の中、金が全て?】
表題に戻りますが、貨幣経済である以上『金が全てだ!』は間違いではありません。交換のツールもお金です。しかし、物を買う行為には『需要(ニーズ)』という要素があります。
当たり前にも思える考えは、案外忘れがちの人は多くいます。買う側の立場でも売る側の立場でも、この思考は役に立ちますので是非思い返して見てください。
では、また